保育園、本当に欲しいんですか?【主婦アフィリエイター保育問題を考える】
公開日:
:
最終更新日:2016/07/09
アフィリエイト日記
「保育園落ちた日本死ね」のブログを読んだあと、ずっと考え続けています。
他のニュースにまぎれてしまった感のある保育園問題ですが、なんだか、私の中ではひとつの答えが出ました。
答えが出たのは4月前半なんだけど、今頃記事にするの巻。
さてそれで、私の結論はたぶんそれは「みんな、保育園が欲しいわけじゃないよね?」ということ。
あ、結論なのに疑問形じゃん。こりゃだめだわ。
だめだけどさ。考えたのは、問題の本質は保育園じゃないはずだということ。
というわけで、考えたことをバラバラと書きます。
お手すきの方はどうぞ一緒にお考えください。
保育園問題の当事者/非当事者として
まず私の状況ですが、私は保育園問題の当事者なのかどうか、自分でもよくわかりません。
4月に「保育園問題に思うこと」という記事にも書いている通りです。
3歳の子がいます。
この子は保育園に通っていません。
なぜかというと、第一希望の保育園に落ちたからです。
ですので、基本的には家で私が見ています。
見ながらブログを書いて稼いでいます。
正確には、子どもが遊んでいる横で「遊んでよ~!」といわれつつセコセコ書いたり、昼寝のあいだにすんごい勢いで書いたり、寝静まったあとに書いたりしています。
たまに保育園の一時保育に預けます。
その日は仕事がはかどります。ひゃっほう(゚∀゚)
そんでなんだ。
で、この子を週4日とか5日とか、保育園に預けたいかというと、私は別に預けたくないんですよね。
なぜかというと、私、外に出るの嫌いなんですよ。
雨の日なんか特に。
雨の日は、家でじっとしていたいっていう、ただそれだけでアフィリエイトを選んでいるといっても過言ではありません。
アフィリエイトで失敗したら、たぶん外にパートに出なければいけないので、もう必死なんですよ。
私がどれほど雨が嫌いかについてはこちら
「雪ですな 」(←あ、これ雪だった。)
なので、一昨年、保育園(あまり希望ではない新設の保育園)の入園許可をもらったのですが、辞退しました。
だってさあ、保育園って、週4か週5なんです。
で、私が預けたいのは週1ぐらいなのね。
正直、週5日も集中して仕事できるような感じじゃないんですよね。
ブログそんなに書いたら干からびちゃいますよ。
それに、雨の日は外に出たくないし、経済的にはそこまでしてまで仕事をする必要はないんですよね。今はね。
(夫がまた失業したらそんなこと言ってられなくなるから、また死に物狂いでやるけどさ。)
いや、そうじゃなくてさ、本当の理由は「子どもを家で見ていたいから」なんですよ。
三歳児神話信じてるの?みたいな話ですが、そうじゃなくてさ。
たんに、もの珍しいから、人間がどうやって赤ちゃんから子どもになっていくのか、この目で見たいというのが一番の理由だと思います。
はじめて立った日も、はじめて喋った日も、全部私が見ていました。
この瞬間を保育士さんにとられてなるものかと。
つまり私のエゴです。
でも、こういう時間をかけがえのないものと感じます。
私、保育士さんを信用していないのかな。
そういうわけじゃないはずなんだけどな。
一時保育で預けている公立保育園の保育士さんのことは、心から尊敬し、感謝しています。
他の私立や無認可の保育士さんにも、いつも感謝しています。
だけどさあ。私は言いたい。
晩ご飯を食べてさあ。たとえば。
「やっぱりお母さんの手作りが一番だよね」って言うシーンがあるとするじゃん?
いや、何のドラマって話でもなくて一般論だけどさ。
それに対して、
「いや、そんなことないよ、レストランにも意義があるよ!」とか、
「お母さんの手作りが良いなんて、それはゼイタクだ!」とかさ。
言う人いないですよね。
ところが、こと「保育園に預けない」という選択に関しては、保育園の価値を説かれたり、専業主婦はゼイタクだと言われたりしそうな、ちょっとヒステリックな雰囲気があるのはなぜなのでしょう。
(あ、でも、かつて保育園に預けるのに罪悪感を感じていたころ、このブログのコメントで保育園の良さを教えてもらって救われたのも事実ですが。あのときはありがとうございました。今回のこれはまた別の話ってことで。)
私の思い過ごしですか。そんな雰囲気存在しないですか。よくわかりませんが。
子どもには、私が言葉を教え、私がしつけをし、私が作ったものを食べさせたいです。
言葉も食べ物も、その人の基本だと思うから。
保育園は、プロとはいえ、どうしたって他人で、どうしたって多人数のための既製品です。つまり、レストランの食事です。
いや、三ツ星シェフの一皿とか、日本料理の粋みたいな、あなたの体調にあわせておつくりしますみたいな、すんごいレストランもあるよって話かもしれないけど。
保育園はそういうもんじゃないよね。
だから、保育園には預けたくないのだと。家で私が見たいのだと。
それに対して、過剰なほど「なぜ?」といわれる昨今の風潮を不思議に思っています。
(全部私の被害妄想かもしれませんが。)
専業主婦はゼイタクなのか
話がそれますが、専業主婦ってゼイタクなんですかね。
「女性も仕事を持って働く時代だ」って言うじゃないですか。
10代から20代前半にかけての私(ガチフェミ)は、この命題に深く共感しておったわけですよ。
でも、今はなんか違うんじゃないかなあと思っています。
いずれにしても、異なるバックグラウンドを持つ人が、一様に「女性は外で働くべきだ」と言っておって、それがなんだか釈然としないままなのです。
安倍総理が「女性の活躍」というときと
古典的フェミニストが「女性は社会で活躍すべきだ」というときと
就職活動中の女子大生が「女性も仕事をするのが当たり前」というときと
60代の女性が「今は女性も仕事を持つ時代だから」というときと
経団連が「女性を管理職に、役員に」というときと
人材派遣会社が「女性の時代」とかいうときと
それぞれ意味が全然違うのじゃないかと。
というわけで、2016年、私は専業主婦でいつづけることが、エッジであると。フロントであると、そう信じて専業主婦を選択しているのです。
(何を大げさな。フェミニストの看板をおろすのがそんなに怖いのか、と自問自答する。)
ドリルではなく穴が欲しい/保育園ではなくXXが欲しい
かつてかんなちゃんのブログで見たんだけど、「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」っていう、マーケティングの格言があるじゃないですか。
http://marketing-campus.jp/column/jic01/007.html
↑
かんなちゃんのブログのどのページかはわかんなくなったが元ネタはこれ。
これ、大事なことだと思うんですよね。
さらに、アフィリエイターとしては、さらにその先、穴を開けて何をしたいのか、その先にどんなライフスタイルを思い描いているのか、っていうところまで突っ込んでイメージしてしまう。
たとえば私の場合なら
「ドライバが欲しい」
↓
「穴をあけたい」
↓
「壁に穴をあけてここに棚をつけたい」
↓
「ここに棚を作ってモノを置きたい」
↓
「ここにモノを収納して、部屋をすっきりさせたい」
↓
「部屋をすっきりさせて快適に暮らしたい」
↓
「部屋が雑然としていることで起こる夫婦喧嘩を回避したい」
↓
「夫と仲良く暮らしたい」
ってことなんだと思うんですよ。
それと同じでさ。
「保育園が欲しい」も、「なぜ?」を5回ぐらい繰り返すと、本当に欲しいものにたどり着くと思う。
「保育園が欲しい」
↓
「子どもを預けたい」
↓
「子どもを預けて仕事したい」
その先は人それぞれなはずで。
でも、究極のところは「やりがい(≒承認欲求とか自己実現)」と「お金」に収斂していくのかなと思います。
でもさ、その究極の目的は、「保育園を作ってもらう」という方向で社会を変えることでしか実現できないものなんだろうかというのが私の今の疑問。
やりがいが主目的なら、考えようによっては現代日本の新卒最優先の硬直したキャリアシステムが問題なのであって、「出産育児でいったん退職しても、また好条件で復帰しやすい社会」であればいいのかもしれないですよね。
それならいったん退職するから保育園いらないよっていう人もいるはず。
あるいは、0歳児からじゃないと保育園に入れない現状が問題で、1歳からでも入れるようにして欲しいという人もいるはず。
保育園の椅子とりゲームに勝つために、育休途中で不本意ながら復帰している人もいるはずで。
0歳児保育ってのは、お金も人手もかかるんですよね。
だから、0歳保育を家庭的保育者中心にすることで待機児童問題が改善した自治体もありますよね。確か。
あるいは、旦那さんがワープアで、マジでガチに家にお金がなくて、やりがいなんてないけどお金のために子どもを保育園に預けて働いているって奥さんもいるはず。
(そういう家庭は、点数が高くて優先的に保育園に入れるはずなので、「保育園に落ちた」と声をあげることが少ない。という構造になっているわけで。)
その人にとっては、旦那さんの労働条件を改善してほしい、非正規から正規にしてほしい。なんでこんなに搾取されてんだと。旦那が人並みに稼げるなら仕事やめるから保育園いらないよと。そういう人もいるはず。
みんなさ、本当に欲しいものは別にあるのに「保育園が欲しい」って声が拾われやすいから、そう言わされている気がしてきたんです。
みんな、「そういうもんだから」とか「自己責任」とかさ、あきらめずに、本当に欲しいものは何なのか、口に出してみません?
私、久しく生身の人間と交流していないので、勘違いしたまま突っ走っている気がしないでもないのですが、どうでしょうか、的外れなこと言ってます?
みんな、欲しいのは保育園じゃないよね?
あなたの本当に欲しいものは何ですか?
私の場合は、「夫の安定した仕事」です。
あと、東京一極集中が保育園問題の根本なのではないかと思っており、東京一極集中をなんとかしてほしいです。
東京の人口を他の地方に割り振れば、おおむね解決するんじゃないの?いろんなことがさ。
夫の終身雇用問題については、「そんな時代じゃない」とか、「自分で選んだ道でしょ」とか、散々言われてきたんですけどね。
以前はこんなに不安定な業種じゃなかった。少なくとも、小泉改革までは。
昔のようにできないのはなぜなんでしょう?
日本企業が世界での競争に負けるから?
それって、本当?
人件費を削ったら、日本企業は本当に強くなるの?
誰かが嘘ついてない?
そういうことを、一度総点検してみたいのです。
郵政民営化の議論に似ている
「保育園を増やせ」と若い世代が言い、メディアがとりあげ、保育園新設に反対する人たちがまるで悪人のようにとりあげられているニュースを見て、ああこれ、何かに似ているなあ、何だったかなあと思っていたのですが。
思い出しました。
小泉首相のときの郵政選挙でした。
あのときも、飲み屋とかで選挙の話になって、「あなたは郵政民営化に賛成なの、反対なの」とかいきなり知らんおっさんに詰問されるようなヘンな空気が流れていました。
郵政問題に関係あるおっさんじゃないのよ。
誰もかれもが郵政民営化、郵政民営化って言ってた。
で、当時20代だったか、まだ10代だったか、私は生意気だったので「郵政民営化じゃなくて、私は小泉政権のXX政策について反対の立場です」とか言うとさ。
「なにをうっ!お前は郵政民営化に反対するのか!この抵抗勢力!」みたいなことを言われたりしたわけです。
何を言っても、郵政問題にすりかえられるという。
今の保育園問題って、あのときの空気に似ているな。
あなたは保育園を作るのに賛成ですか、反対ですかという。
そんでうっかり「反対する部分もある」なんて言ったら、袋だたきに合うという。
でも私「保育園を作るのに賛成か」という質問しか用意されていないのが変だと思うのです。
本当はもっと、この社会をどうしたいか、みたいなことを話し合いたいのです。
一億層活躍社会とかさ。
それって欺瞞だよね?みたいなことをさ。
あと、日本の工場はこんなに海外に出て行ってしまって大丈夫か、とかさ。
非正規労働はこれからも増え続けるのか、とかさ。
保育園以外の子育て支援について、とかさ。
貧困は誰のせいか、とかさ。
以上、数日にわたり自宅から出ていない主婦アフィリエイターのつぶやきでした。
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Comment
こんにちは。
子どものことについては、
預けていても、預けてなくても、
順調に育っていても、そうじゃなくても
(何が順調なのかの判断も難しいものですが)
とにかく、いろんな人が、
陰で、目の前で、
いろんなことを言ってきますよね。
(いや、これこそ私の被害妄想だろうか(笑))
あと、「保育園がほしい」問題は、
そもそも個別な問題なのに、
じゅっぱひとからげ(←漢字がわからない)で扱われるという問題も、
同感で、変に思っています。
なにかの意図を感じます。
(それが何かはわかりませんが)
世論の大きな流れに流されずに
もっと根本的な問題に個々が向き合うのが、
望ましい姿だと思います。
もちろん、そうしている方はたくさんいらっしゃると思いますが。
自分が向き合うべき問題を間違えて、
本当に欲しいものを見失ってしまうのは、
貴重な人生の時間を失ってしまう、
もったいないことだと思います。
人のブログのコメント欄で、
偉そうなことを言ってしまいましたが、私はごくごく普通の一主婦です。
でも、勇気を持って書きました。
大変でしょうけど、これからも発信し続けてください。
でも夏休みはゆっくり休んでくださいね。
こんにちは。
コメントをいただきどうもありがとうございます。
本当に、子どもについてはいろんなこと言われますよね。
私の場合は知り合いが少ないので、主に姑とか、姑とか、姑とかに言われます(笑)
>自分が向き合うべき問題を間違えて、
>本当に欲しいものを見失ってしまう
本当におっしゃるとおりですね。
子どもがいると、時間が有限であることをより強く感じます。
私の場合は、アフィリエイトとこのブログを通じて、自分にとって大切なものが何かが、なんとなく分かるようになってきました。
たうびーさんをはじめ、このブログを読んでくださっている皆さんのおかげだと感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。
保育所問題って不思議に思います。これだけ少子化が叫ばれているのに保育所が足りないってどういうことなんでしょう。
この問題はワープア問題と奨学金問題と大学全入時代とあわせて考えるのが私の持論です。というか大学全入時代の根が深すぎると思います。
男女雇用機会均等法が1986年施行、わずか30年前。銀行の女子社員制服の廃止が15年ほど前です。このころから男性社員にとって実質的なライバルが2倍になっています。それまで女子社員は一般職が当たり前、年功序列は一般職には当てはまらないので「キャリア組」は大卒男性だけでした。
さらに大学全入時代により高卒就職者数は激減(なんと3分の1!)、就職氷河期のため大卒就職者数は微増ですが、1998年に高卒より大卒のほうが多くなりました。女子社員の台頭と合わせて「キャリア組」の割合が異常に増えました。
そうなれば「キャリア組」の平均給与は下がります。いままで性別と学歴で区別されていたものが一緒くたになったんですから。
さらに大学全入時代によって高卒就職者が激減したので、働き始めるのが4年遅れています。学力もないのに4年スタートが遅れているんですから、搾取されているという前に仕事できない人増えているんですよね。氷河期とも相まって。働きが悪いなら給料は下がります。
高卒就職したときの給料と大学学費との出入りで4年で1200万円ぐらいは違います。生涯賃金を考えれば大卒になりたいのもわかりますが、子供を作るときにそれだけ現金がないことになります。
一人の稼ぎで家庭を支えられない・貯金もないなら、保育所に預けて働くしかないですよね。
この問題、保育所を作るんじゃなくて大卒者減らして高卒で働かせるようにするのが根本解決じゃないかなぁと思っています。学力ないなら学位与えずに退学させる、高卒5年目の給料を大卒1年目より多くする。そうなるように誘導したほうが全体として幸せになれるんじゃないでしょうか。定年伸ばすより若い衆を早めに働かせたほうが生産力上がるでしょう。
自分のブログに書けっていう感じですね。失礼しましたー。
こんにちは。いつもご覧いただきどうもありがとうございます。
コメントいただきとてもありがたいです。
おかげさまで私のドメインがまた強くなります(←おいおい、そこじゃないだろうと 笑)
>これだけ少子化が叫ばれているのに保育所が足りないってどういうことなんでしょう。
以前何かの記事で読みましたが、全国的には施設定員も現役保育士の数も足りているんですよ。
東京を中心とした都市圏で足りていないだけだとのことでした。
だからたぶん、日本の多くの地域では「保育園問題(゚Д゚)ハァ?」なんですよね。
大学全入時代が問題であるとのご指摘に納得させられました。
>定年伸ばすより若い衆を早めに働かせたほうが生産力上がるでしょう。
日本の労働力問題への対策としてこれは初めて聞きました。おっしゃるとおりだと思います。
ただ、自分が大学卒であると、すごく言いづらい内容な気がします。
私自身も、自分の子には大学行って欲しいって思いますし。そのあたり取り扱いが難しいです。
家庭教師をしていたときのことですが、高卒の親御さんは、高卒だから損をしたと感じることがよくある様子で、わが子は何とか大卒にというお気持ちはよく分かるんですよ。
そんな中、高卒5年目の給与を高くするというのは、一つのアイデアだろうと思います。
高卒が増えると、出産年齢も自然に下がって、出生率も上がりそうですね。
(とはいえ、政府の出生率の目標なんかを見ると、私としては「おめーに指示されたかねーよ」と反発してしまったりして、そこもまた複雑なのですが。)
なんかこの、日本がどんどん貧乏になっていく感じは何なのでしょうね。
夫に言うと、「日本が貧乏になっているって勘違いじゃない?俺の小さい頃は日本はもっと貧乏だった。下着がボロボロの子とか、ボロ家に住んでいる子とかもいた。今の日本はあのときよりずっと裕福に見える。みんなスマホにムダ使いしてお金がないんじゃないの」とか言うのですが(´・ω・`)
大学がなぜこうなっているのか、は、非常に興味のあるところです。
貴重なご意見をどうもありがとうございました。
サイトきれいになりましたね。読みやすいですね。うーん、良いテンプレートですね。うーん(と、財布を眺めながら)。
大卒だと言いにくいというのはその通りですね、政治家だともっと言いにくそうです。高卒で損をしたというのもよく聞きます。学歴フィルタに引っかかる側に立つとつらい話です。大卒志向の結果、フィルタが機能しなくなってみんな平等に世帯収入下がったのですが……痛しかゆし。
国公立大学の学費が上がる見込みなので、今度は所得フィルタができるんじゃないかと不安です。
生活水準は上がっているのですが、物が増えたおかげと思います。洗濯機のおかげで毎日洗濯できるようになったとか、書かれてましたね。貧乏=可処分所得がない、と定義すると貧乏になっている感じがしますが、貧乏=生活水準が低い、と定義するとそんなに悪くないのかもしれないです。
こんにちは。ありがとうございます。良いテンプレートだと思いますので、どうぞご検討ください。(←なんて下手なセールストーク)
>大卒志向の結果、フィルタが機能しなくなってみんな平等に世帯収入下がったのですが
そうなんですねえ。
なんだか変な世の中だなあと感じています。
昔って、低収入ハードワークの職種といえば、職人の下積み的なやつで期間限定だった気がするのですが(美容師さんとか)、今はどこもかしこも低収入で、よっぽどの安定職につかない限り、何コレみたいな賃金になっているんじゃないかと感じます。(が、統計をちゃんと見ていなくて、よくわからないのです(´・ω・`))
国公立大の学費が値上がりするんですね。教えてくださってありがとうございます。
今だって、東大生の親は年収1000万超ばっかりだって話がありますが、ますますそうなるのでしょうかねえ。
>貧乏=生活水準が低い、と定義するとそんなに悪くないのかもしれないです
そうかもしれませんね。生活水準は上がっていると思うんですよねえ。私の小さい頃って自宅にエアコンなかったですし。
可処分所得は下がっているんでしょうね。「普通」のレベルが上がったというか。高止まりしているというか。
あと、なんかいきなり話が飛びますが、知的障害や精神障害が適切にケアされないことが、貧困の一つの原因ではないかと感じるときもあります。
くりかのこさん、こちらこそありがとうございます。
ご主人の、「日本が貧乏になってるって勘違いじゃない?…中略…みんなスマホに無駄遣いしてお金がないんじゃないの」
のくだり、心が動きました。
私は、ご主人の意見に賛成です。
一票投じたいくらいです。(笑)
なんて鋭いことをおっしゃるのだろう。
さすがくりかのこさんのご主人だ。
よく世の中を見ていらっしゃると思いました。
いや、確かに、GDPだの(私はよくわかりませんが…)、数字上は、著しい右肩上がりになっていかないのでしょうけど、
だからっていって、国民全てが、塩舐めて生活しなきゃいかけないレベルになったとは思えない。
ただ、あのころは、
(ご主人の年齢を忘れてしまったのではっきりとどの頃かわかりませんが(笑))
とはいえ、、あの頃は、貧乏でも、未来に夢みたいなものはある雰囲気でしたよね。(Always三丁目の夕日の時代ですかね。)
今は、やっぱりなんとも言えない閉塞感が強くなっている時代なのかな、とは思いますが。
ひとりひとりが未来は明るいと感じることができるのがいいです。
あれ?なんか議員さんに陳情しているみたいな文章ですね(笑)
とにかく、ご主人のご意見に賛同ですし、
ご主人の言葉の奥に、
豊かさとは?っていう問いの答えが
隠されているように感じました。
あれ?
これ、保育園問題の記事でしたね。
すみません、すみません。(笑)
私、ストーカーなんで(←もはや否定しない。肯定。)
お忙しいくりかのこさんにも、
長文コメントばっかりしますが
どうか嫌いにならないでください。(笑)
こんにちは。コメント内容までチェックしてくださってありがとうございます。
私もたうびーさんのストーカーですので!たうびーさんのブログは一日数回チェックしてますんで ( ̄ー ̄)ニヤリ
夫のことまでほめてくださって恐縮です。
夫は私よりは年上で、たうびーさんよりは年下かなと思います。
私はバブル前の日本の記憶がほとんどないですが、夫はよく覚えているようです。
おっしゃるとおり、塩なめて暮らすほどの貧乏じゃあないんですよね。
でも、将来への不安が格段に大きいんですよね。何なのでしょうねえ。
今30歳ぐらいより下の方は、こういう閉塞した感じしか知らないらしいです。
バブルのあの妙な感じを知らないのはむしろ健全なのか…(笑)
夏休みのあいだ、身の回りで起こっていることをよく見て、自分のおかれている状況がもっとよくわかるようになればいいなあと思います。
突然コメントお許しください。
めちゃめちゃ共感です。ありがとうございます。
ここ2.3年モヤモヤしていた保育園についての報道、社会の風潮について、私が言いたかったことを本当に上手く表現されてて感動的でした。
こういう意見は世には出ないですね。
たくさんいるはずなのに。
お読みいただきありがとうございます。
キワキワの意見だわと思いつつブログに書きましたが、共感してくださる方がおられるとほっとします。
>こういう意見は世には出ないですね。
私もちょっとした顔見知り程度ではこわくてこんな意見を言えないですし、ブログでしか発信できないテーマかもしれないですね。
(その人のバックグラウンドなしでは発言の意図がはっきりしないので)
このタイプの意見がなかなか目に出来ないのは、大手マスコミ(新聞、テレビ)のこういうテーマを取り扱う部門がほぼ必ず東京にあり、そこでは高学歴正社員バリキャリ系女性が子どもを保育園に預けて働いているからだと思うのです。
そういう意味で、ブログをもっていてよかったなあと思いますし、このように1年前の記事を読んでいただけるチャンスがあるという意味で、ネットの可能性の高さを改めて感じています。
わざわざコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました。