ブログ記事を盗用(8割ぐらいの一致率でリライト)されました。

まだ対応中で結論は出ていませんが、ブログ記事盗用にお悩みの方へご参考になるよう、少しまとめておきます。

経過

【2017年3月】 パクリサイトがドメイン取得

【2017年4月】 私がパクリサイト1に気づく。気づいたきっかけは、ブログランキングの同じジャンルにいて、私の二番手ブログそっくりのタイトルの記事をアップしていたこと。
ただ、「まあ、マネる人もいる世の中だよね~」と思って放置していた。

【2017年6月】 パクリサイト1に盗用された私のサイトの収益が落ちてくる。調べてみると、パクリサイト1が私のブログより上位表示されるようになっていた。

【2017年6月29日】 パクリサイト1をはじめてじっくり読んでみる。サイドバーにTwitterがあり、そこからパクリサイト2を発見。私のメインブログから、上位表示される記事を抜き出してリライト(ほぼ丸パク)している。

ブログ記事60記事ほどの中で、最近投稿された10記事程度が私のブログからの盗用だった。
パクリサイト2は、開始当初はオリジナル記事を入れていたようだ。Googleに評価されるようになってからパクリ記事を投入するという手口らしい。かなり悪質だと確信。

【2017年6月30日-7月2日】 週末は家族旅行で忙しく、この件にかんしては放置。ときどき思い出して、うんざりしたとても暗い気持ちになる。が、家族旅行が楽しくてほぼ忘れる。

【2017年7月2日夜】 とりあえず証拠保全は必要だろうと思い、メガロドンでパクリサイトのキャッシュをとってみる。
ただ、メガロドンの有料に申し込んだのに、エラーが出てメガロドンの有料版が使えなかった。問い合わせをして1日待つことにする。

【2017年7月3日6時】なんか急にパクリに猛烈に腹がたつというか、パクリをする人の心理とかを考えて、すごく暗い気持ちになる。そんで、誰にも相談できないのが辛くなってきたので、このブログで愚痴ってみる。

→「まんまマネされている(Sというアフィリエイターに)

【2017年7月3日夕方】愚痴記事に、応援コメントをいただき、勇気付けられる。なんか、戦ってもいいかなと言う気になってくる。弁護士の相談予約をとる。勢いあまって警告文まで下書きする。

【2017年7月3日夕方~深夜~早朝】パクリサイトを印刷、キャプチャ、動画撮影、キャッシュ保存など、あらゆる方法で保存する。

【2017年7月4日午前】 上の子を早い時間から幼稚園に預けて弁護士相談に行く。下の子は連れて行く。当然てんやわんやになるが、警告文を下書きしていったこともあり、相談はスムーズだった。
実際に開示請求をするならということで、サイバー被害に詳しい弁護士さんを紹介してもらうことになる。

→「即断即決で弁護士相談に行くの巻【サイトをコピーされたときの対策】

【2017年7月4日夜】 パクリサイトをさらに印刷しておこうと印刷を始めてびっくり。私のブログからのパクリ記事だけが消えている。パクラー氏も私のこのブログを読んでいるらしい。
キャッシュを拾ってさらに印刷する。

→「パクラーさん逃げるの巻w

【2017年7月5日朝】 パクラー氏の別ブログやドメインの情報などを洗いざらいやる。

→「私のサイトをパクった犯人の別ブログも特定しました

パクラー氏はほかにいくつかサイトを持っていた。(アドセンスコードが同一だったのですぐ分かった。)
私の儲かってないブログまで真似しようとしていたっぽいところは笑えた。

女性なのかと思っていたが、男性なのかもしれない。ウェブサイト運営に詳しい夫が妻に文章書かせているとか、そういう感じなのかなと想像。

【2017年7月5日昼】 パクラー氏のサイト2が消える(キャッシュも消える)。

というわけで現在に至ります。

私が騒いだことで、絶対に閉鎖させたかったパクリサイト2は閉鎖され、パクリの度合いが低いパクリサイト1はそのままの状況となっています。

反省点その1 ASPへの通報は早くすべきだった

反省点としては、ASPさんにもっと早く通知すべきだったということですね。

なんでASPさんにもっと早く通報しなかったのか、自分の判断がよくわかりません。

ASPさんはかなり親身に対応してくださいました(詳細はいえませんが)。
ただ、すでにパクリサイト2が消えてしまっていることは、私にとって不利になってしまいました。

パクリサイトが存続している間に通知したほうが、パクラー氏に制裁を加えるという意味ではよかったと思います。
(ただ、パクリサイトが存在しているだけで精神的にはイライラして、開示請求して、警告しても記事を消さない図太い人だったらそのあとどうしようとか、考えるだけでかなり面倒だったので、消えてくれてほっとした気持ちのほうが強かったりもします。)

反省点その2 Googleへの通報も早くすべきだった

アドセンスの権利侵害申し立て窓口から通報しました。

これも、パクリサイトが消えているので確認が必要になりました。

これも同じく、パクリサイト存続時に通報したほうがパクラー氏のアドセンスアカウント剥奪などの可能性が高かったと思います。

反省点その3 Twitterのキャプチャ

Twitterアカウントはかなり早い時期(7/4の夜)には削除されていました。
Twitterは情報の宝庫ですので、削除される前に全ツイートを保存して、全フォロー/フォロワーをキャプチャするぐらいのことをすればよかったです。
とくに、フォロー/フォロワーの中には、パクラーの別アカウントが含まれている可能性があります。

反省点その4 まずは印刷し、メガロドンは最後に使う

メガロドンでウェブ魚拓をとったのですが、これが理由でパクラー氏が私の動きに気づいたのでしょうか。(ええと、この記事ご覧になっていたら、このあたりよろしければコメントください、とパクラーさんに話しかけてみたりして)。

このブログを見て私の動きに気づいた可能性は高いですが、アクセス解析をよく見ている人なら、メガロドンからアクセスがあったら何か察知しますよね。とくに、後ろめたいことのある人はね。

なので、まずは紙に印刷し(できれば確定日付をもらい)

ページのPDFをとり(Chromeを使えばAcrobatなしでもページのPDFがとれた。知らんかった。)

キャッシュも保存し

それからメガロドンという順番が良いと思います。

サイバー被害に詳しい弁護士さんに電話でも相談したのですが、サイトで著作権侵害された場合の証拠保全のポイントは

・印刷のさいには、日付とURLが入るようにする(URLはとても大事)
・製本して、公証役場で確定日付をもらうのもよい(どんなことを証明したいのかと、氏名をA4の紙に書いて、プリントアウトした紙の上に乗せて表紙みたいにし、製本テープでとじる。)
・郵便局で消印をもらうのもよい
・ウェブページのPDFは無料で簡易な方法であるが、ファイルの作成日時が残るので、一応証拠としては役に立つ

ということでした。

さらに、動画にURLとともに撮ったり、タイムスタンプを使ったり、いろいろ念入りにする方法はあるようですが。

しかしこれだけやっても、実際に訴訟で使える証拠になるほど確実かどうかはよく分かりません。
(お前が書き換えたんだろう、といわれるリスクがつねにつきまとう)

そのため、訴訟含みで動くなら、最初から相当弁護士さんに相談し、確実な証拠のとり方から助言してもらうのがよいと思います。

警告文案

警告文案を作って、弁護士チェックも受けたのに、使うまでもなくサイトが消えてしまいました。
(まあ、サイト閉鎖が最終目標であったので、あっけなく目的は果たせたのであるが。)

せっかく作ったからここに載せておく。

私はサイト「XXX」(www…..)を運営しておりますXXと申します。

貴殿の運営される以下サイトにつき著作権法違反の警告のためご連絡いたしました。

【貴殿の運営サイト】

www…..

これらのサイトは、当方のサイトからの盗用・転載がありました。

貴殿のサイトは当方のサイトを書き換えて利用していることは明らかです。

この行為は著作権法違反にあたる違法行為です。

XX年X月XX日までに、記事の削除およびサイトの閉鎖をされない場合、以下の通り法的措置をとらせていただきます。

一、レンタルサーバー運営会社への通報
一、レンタルサーバー運営会社への貴殿の氏名・住所の開示請求
一、裁判手続によるサイト運営差止請求
一、裁判手続による損害賠償請求
一、警察への相談・被害届の提出
一、Googleその他の検索エンジンへの著作権法違反の通報およびキャッシュ削除の請求
一、ASP・広告主への通報および広告提携の解除請求

なお、貴殿のサイトはすでに印刷およびウェブ魚拓等の方法で証拠保全済みであり、記事内容を書き換えることによりこの警告を回避することはできないことを申し添えます。

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まあ、この文案は、警告してから通報するという点がヌルいですね。
上に書いたとおり、警告せず通報したほうが、アカウント剥奪などの制裁が加えられる可能性は高くなります。

弁護士手続きをする場合にかかるお金

弁護士にあれこれ頼むことになった場合にかかるお金ですが。

◆相談料:5000円/30分~

弁護士会の一般的な相談窓口なら5000円/30分が相場。
著作権に詳しい弁護士であれば2万円/30分が相場

私は今回はわけあって無料で相談を受けることができました。

損害賠償請求訴訟に進む場合は、

着手金30万円~
成功報酬10%程度

が目安だそうです。

◆サーバー等への情報開示請求 12万円/1件~

サーバー運営会社に盗用した人間の住所氏名の開示請求をする場合。
弁護士費用が10万円、印紙代などが1~2万円だろうということでした。

1件では開示されない場合もあるので、そうすると、あちこちに開示請求することになり、ここで費用がかさむ例が多いという話でした。

◆内容証明:5万円程度/1通

情報開示請求で住所氏名が明らかになったら、サイト閉鎖や損害賠償請求をする内容証明郵便を出します。
内容証明郵便は、訴訟前にいったんは出さないといけないやつです。

弁護士費用はたいへんかかりますが、もし訴訟をしてこちらが勝てば、パクリ犯人に弁護士費用は請求できます。

というようなことがわかりました。この記事、随時追加する予定です。

情報提供、アドバイスをくださったみなさま、どうもありがとうございました。

あ、「やるべき10のこと」って書いたけど、10かどうかよくわかんないです。すみません。