「ハウスワイフ2.0」を読んだアフィリエイター主婦が、わめきちらす記事です。

この本、「高学歴の女性が良い職についたけど、主婦業に専念するためにぜいたくにも離職した」って話じゃないのがなんだかヘンなところです。
(これは、著者の問題ではなく、日本版の売り方の問題かもしれないです。)

最終章で著者エミリー・マッチャーはこう書いています。

ハウスワイフ2.0現象の中心は富裕層ではなく中流階級の人々だ。

(中略)

就職が決まらない新卒者が編み物を習っていた。アルバイトの仕事ではやりがいを感じられないからだ。

(中略)

真にやりがいのある仕事を見つけられず、仕事と家庭の両立は無理だとあきらめた人たちだ。

さらにこう書いています。

ほんものの富裕層はちがう。社会の頂点にいる人たちは、男だろうと女だろうと、たいていのことは思いどおりになる。最高の教育を受けて、すばらしい仕事に就ける。

(中略)

超難関医大を出た外科医は、趣味で編み物をしたとしても、仕事を辞めて生活を切り詰めてまで、ネットで手作りの品の店を開こうとは思わない。やりがいもあり、責任も重く、影響力もあるハイテク産業の重役が、アタッチメント育児法にのめりこむこともないはずだ。」

そう、これは私がこの本の存在を知ったときからうっすら感じていたのです。

女性の家庭回帰と言うけれど、それは単なる自己弁護ではないのか、ということ。

読んでみたら、実際、自己弁護に過ぎないということが判明して、私はがっかりしてしまったのです。

せめて、もっと新しい理論が書いてあるかと思った。
これでは、フェミニズムにどっぷり浸かった大学時代を過ごし、正社員で会社勤めをし、辞めて非正規雇用を次々に経験し、夫の失業におびえ、やっとアフィリエイトに安住した私を説得する力なんてありません。

私を「ハウスワイフ2.0」なんてものと一緒にしないでほしい、と感じました。
私は、夫の失業に備え、大黒柱として家族3人(もしかしたら4人)を食べさせていくために、必死でアフィリエイトしました。
(幸運にも、夫の転職成功により当面それは必要なくなったわけですが・・・先のことはまだわかりません。)

儲かってもいない、儲ける気もない、主婦の手芸販売と一緒にしないでほしい。なんだかそんな気がしました。

お金が動く仕事には責任があります。責任のある仕事は面白い仕事です。
私は、仕事は尊いと思っています。まっとうな社会人なら、人生の一番いい時期を仕事に捧げるわけで、そんな人生を「社畜」なんて呼んでバカにする人もいるけど、私はそうは思わない。

三号被保険者にしがみついている私が言うセリフではないかもしれませんが、主婦が手芸販売サイトのEtzyなんかでちまちま商品を売っているのって、週15時間ほどのパートと変わらないわけでしょう?そんなものと一緒にされたくない気がしたのです。

(実際振り返ってみると、私自身もアフィリエイトに対する姿勢というのはブレブレで、もしかしたら、同族嫌悪かもしれないのですが)