「ハウスワイフ2.0」が気に入らんって話を延々と書いています。

まだ書きます。どこまでやる気だ。

さて、この本、話題だとはいうものの、切れ味はさほど鋭くないんですよね。


そのように感じさせられる理由はおそらく、論旨がどっちつかずであるということ。

「主婦の家庭回帰現象が流行っている。そんな主婦って素敵!」なのか、「アメリカの雇用環境はひどい。女が勤めながら子育てするなんてムリ!」なのか、判然としないのです。

実際、アメリカの雇用環境はひどいです。私も知らなかったです。

有給休暇はないし、産休・育休も法律上保障されていない。出産してすぐ職場復帰するのも普通の社会のようです。

でもさあ、この本は、「選択的に会社を離脱する」がハウスワイフ2.0の条件と言っているわけです。

たとえ育児環境が整っている職場でも離脱して、主婦業に専念するってのが本来なのでは?
ここのところをごちゃごちゃにしていて、どうにもぼやけてしまっているのです。

おそらく、著者自身も混乱しているのでしょう。
(そして同時に、著者は大企業に所属して、育児と仕事の両立に悩んだ人物ではないという点に注意が必要です。)

続きます。